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2009年12月1日

情熱を持って取り組むということ

 こんばんは、Webマーケティング事業部の福本です。

 

私、10年ほど前にTVCMや番組、映画を編集するスタジオにて働いておりました。

その当時の仲間と先日飲む機会があったのですが、隣と向かいに座っていた音響効果のIさんとミキサーのKさんがこんな話をされていました。

 

Iさん 「Kさん、そろそろ私たちで日本映画の世直しをしましょうよ」

Kさん 「そうだね、早くしないと俺たちの世代(※おふたりとも40~50代)が持ってる技術が途絶えちゃうよね」

 

どういうことかというと、洋画に比べ日本映画において(ひいてはTVなどでも)「音」が軽視される傾向が強くなってきたと。

たとえばハリウッドではひとつの映画につき「サラウンド5.1ch用」「ステレオ2ch用」「モノラル用」「DVD用」「Web配信用」・・・など最低7種類のミックスを行うのに対し、多くの日本映画のMA(ミキシング作業)ではたった一つのミックスで済ませていると。

これが日本の映画館で上映されたとき、迫力ある洋画の音響と、臨場感に欠ける日本映画とを比べてどうしても「やっぱりハリウッド映画ってすごいな」と思われてしまうのが悔しくてならないのだそうです。

 

Iさん 「『インディ・ジョーンズ』でごろごろ転がってくる石の玉が迫力あるのは、音のおかげなんだ。音無しで観てみなよ、ただの張りぼてにしか見えないよ。」

Kさん 「こうやって音が軽視されたままでは、技術を持った若い世代が育たない。日本映画が活況を取り戻すかどうかは、音にかかってるんだ。」

 

、、、すごく刺激を受ける話だと思いませんか?

 

自分たちの仕事に対する自負と、それによって業界を変えていくんだという情熱。

私たちのWeb制作という仕事に置き換えてみたとき、おおいに考えさせられたひとときでした。

 

それでは、またお会いしましょう。