2011年7月16日

1920年代は、物があまりなかった

ジョセフさん曰く、普段の生活で受ける情報の刺激に対し、脳内では二つの部位で処理しているそうです。
①「新・皮質」(意識)の部位に関わり、脳内に情報が入力し、「注意(注目)」がカギになる物。
②「新・皮質」(意識)の部位に関わりなく、「無意識」で脳内に情報が入力するもので、後者のほうが圧倒的に多いそうです。
広告に置き換えると、広告を見ている消費者にとって、注意(注目)するまでのほんの僅かな時間(2秒以内)では、意識化された顕在的な情報よりも、無意識の潜在的な情報で脳が判断しているそうです。
それではターゲットが注意を向けてから行動に移るまでに、どのような道筋を設計していけばよいのでしょうか?

この問いについて、今から約90年前にサミュエル・ローランド・ホールさんが「AIDMA」という心理プロセスを提唱したそうです。
AIDMAの法則では消費者がある商品を知って購入に到るまでに、次のような5段階があるとされています。

1.Attention(注意)
2.Interest(興味、関心)
3.Desire(欲求)
4.Memory(記憶)
5.Action(行動)

このうち、1、2を「認知段階」3、4を「感情段階」そして5を「行動段階」と区別しています。
広告業界では誰もが学んでいたそうですが、この法則が開発された1920年代は、物があまりなかった時代で、
認知さえされれば物が売れる可能性が高かった(驚!!)ので、認知段階に力を入れ、興味を抱かせることに重点を置いたのではないかと解説していました。

当時の日本の広告はこんな感じだったようです。

戦時中の日本の博覧会・イベントポスター(1920年代から1940年代)

邪馬台国の名残を感じるのは気のせいでしょうか・・