2010年5月15日

アフリカの奇跡

世界中で先進国とよばれる定義を皆さんご存知だろうか?
昔はG7の7カ国のみを指したこともあったのですが、
現在はひとつメジャーな考え方として、GATTとOECDの両方に加盟することの条件を満たすことで「先進国」と呼ぶことが多いようである。
あと代表的なのは(CIA) の The World Fact Bookの分類に従うという考え方がある。

いずれの考え方にせよアフリカで先進国と呼ばれた国は無い。

かつてアフリカの奇跡とよばれた国がある。
ケニアと南アフリカ共和国だ。
ケニアはアフリカで最初に復興し、観光と鉱産資源にたよる経済だったのがうらめになり、腐敗政治などで政情混乱し経済成長がとまる。
南アフリカは豊富な鉱産資源を背景に成長を遂げ、また、自由化を進めアパルトヘイトを撤廃するなど対外的にも先進国のアピールをしたが、この融和策が多くの犯罪、暴力を誘発し、治安の悪化が成長をとめている。

いま、アフリカの奇跡と呼ばれる国はルワンダである。
かつてのフツ族とツチ族の内戦、大虐殺から16年で近代国家へと成長をはじめているのだ。

成長の基盤は鉱産資源と近代農業、それにディアスポラ(海外に散った)人たちからの直接投資による不動産業など。
通常ディアスポラした人々は故郷を離れた状態で故郷を支援するが、このルワンダ人たちは帰ろうとし、現在年間100万人レベルで帰国しているという。

何を言いたかったかというと、故郷を思う気持ちは対立を超え、16年で奇跡の復活を遂げることだって出来るということを言いたい。
この復興の強みは外資に頼らない直接投資であるということ。バブル経済になりにくい。

いろんな秘策はあるようだが、北海道においても悲観ばかりしてはいられない。
日本の奇跡を起こしてみたいものである。